診療・研究案内
角膜グループ
角膜は、目の一番表面で中央にある「黒目」と呼ばれる部分です。厚さ約0.5ミリの、透明で前に突出した球面です。虹彩(こうさい:茶色目)と黒い瞳が透けて見えて「黒目」と呼ばれます。角膜は、外部から目に入ってくる光を最初に通す、ドーム状の窓ですので、角膜が濁ったり、きれいな球面ではなくなると、目に入る情報に乱れが生じ、「視力低下」「かすみ目」「ものがだぶって見える」など様々な不都合が生じます。 徳島大学角膜グループは、「いかにきれいな角膜を長く保つか」「悪くなった角膜をいかにきれいにするか」をテーマに、診療・研究・後進の教育に日々邁進しています。「角膜の病気」「黒目に異常がある」と言われたかたは、紹介状を御持参のうえ徳島大学角膜外来にお越し下さい。、事前に地域医療連携センターFAX予約室を通じて予約をしていただくことをお薦めします。
1)角膜移植について
角膜移植を実施しています。
中四国・近畿を中心に、県内外の多くの患者さまに角膜移植医療を提供してきました。少しでも良い視覚情報を提供できるように努力しています。
2)ドライアイ
新たな治療法の開発に取り組んでいます。
ドライアイの症状は多種多様です。夕方頃から何とも言えない目の不快感がある時など、ドライアイの症状であることがあります。市販の点眼薬では十分な効果 が得られていない方に、自己血清点眼、涙点プラグ、涙点閉鎖術、および新たな内服治療など、幅広い治療の選択肢で、患者さまのご要望にお応えします。
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