ネパール眼科医療支援プロジェクト
- ネパール国立トリブバン大学眼科のウパダイ教授から依頼があり、徳島大学から眼科医を派遣し1984年10月からネパールに滞在した。滞在中にトリブバン大学教育病院開設に際し、トリブバン大学助教授として、臨床指導、研究指導を行うとともに、多数のアイキャンプに参加し、ネパールでの僻地医療にも協力した。
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タライ地方の眼科病院建設プロジェクト(ナラヤニ・アイケア・プロジェクト)に協力要請があり、眼科医を定期的に多数派遣し現地で指導した。
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ネパール眼科診療システム強化プロジェクトに協力要請があり、現地で技術指導した。
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ウパダイ教授(元医学部長、現B.P. Eye Foundation理事長)との信頼関係の下、トリブバン大学との交流は良好に継続し、2012年に 眼科分野間協定、医学部間協定を締結した。2013年には4名の教員を徳島大学に招待し、教員研修を実施できた。
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2014年5月、ネパールの眼科NGOであるNepal Netra Jyoti Sanghと相互協力協定を締結した。
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トリブバン大学との共同研究や現地での失明調査結果は論文として発表した。
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アイキャンプ
- 移動式の眼科僻地医療
- インド、ネパールで盛んに行われている。
- 移動手段のない住民に必要。
- 無料
ナラヤニ・アイケア・プロジェクト
- 24時間テレビとアジア眼科医療協力会との共同事業を現地指導した。
- 眼科病院を建設したアイキャンプでは出来ない、高度な医療サービスを提供する。
- 住民への医療情報提供、教育。
- 地域の活性化
ネパール眼科診療システム強化プロジェクト
- JICAの資金援助によるアジア眼科医療協力会とNepal Netra Jyoti Sanghの共同プロジェクトで、2006年から3年間のプロジェクトに協力し現地で実施した。
- 白内障手術技術指導
- 眼科助手の再教育
- 僻地での啓蒙活動
医学部長ネパール訪問 2010年12月
網膜硝子体セミナー 2011年11月
- トリブバン大学で硝子体手術を行った。
- 網膜硝子体の講演会を行った。
ネパール国大統領と面談 2011年11月
トリブバン大学眼科教授、徳島大学学長表敬訪問 2011年11月
分野間協定締結 2012年3月14日
2013年3月 トリブバン大学眼科教授がゴール眼科病院を訪問
現地を視察して、僻地医療体制構築を検討した。
医学部間協定締結 2012年12月
トリブバン大学医学部教員研修 2013年9月
Nepal Netra Jyoti Sanghと協定覚書締結 2014年5月